優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

暇なのか、怠惰なのか、虚しいのか

毎週末同じことなので、今更書き立てることでもないのだけど、今日もまたなーんにもせずに、過ごしている。元からとても面倒くさがりで、自分のために時間を使うということに意味を見いだせないタイプなのかもしれない(頼まれたり頼られると生きがいを感じ…

消失とは2度目の死

自宅で仕事をしていて、ふと横を向いた瞬間に夫の写真が目に入ることがある。夫の笑顔が文字通りまぶしすぎて、すぐ目をそらしてしまうのだけど、逸らした先には、夫からもらった黒目がちのマスコットたちが所狭しと並んでいる。彼らがうるうるの目で、不安…

日光パターン

希望の物件の内見をしたのが週末で、その後申し込みをして、今週はどかーんと落ちるのかなと思っていたら、なんだか飄々と過ごしている。 夫の苦悩とか苦しみとか悲しい場面が少し自分の意識から遠のいて、夫の可愛いところとか、おちゃめなところが時折頭に…

進んでみる?

夫が亡くなった当日から実家に戻って、両親のお世話になりはじめて、もう半年以上が経つ。 夫と2人で孤軍奮闘していた時や、夫が死ぬという衝撃的な結末を迎えた時、自分の親への複雑な気持ちがたくさん湧いていた。なんでもっともっと、手を差し伸べてくれ…

KAN

今日は、久しぶりに、また泣いた。 今日は、自分が可哀想になる日だった。 いつもいくらでも保身とかして、嗚呼かわいそうなわたし、って実態としては思っているんだけど。今日は、気付いたら「なんか私可哀想じゃない?!」って独り言を言っていた。 今日20…

トラウマ?

もう前回の記事を書いてから2週間近くか。 月の後半はいつも精神的に苦しい波がやってくるので、このブログに記事を書いても恨みつらみの記事になってしまう。だから書いていなかったのだと思う。 でも今回気持ちが落ちた時には、これまでと少し違うことがあ…

ミルフィーユおやすみ

半年の区切りを意識したわけではないのだけど、私は昨晩からようやく祖母の部屋を出て、自分の部屋で寝るようになった。半年でようやくこの変化なのだから、ひとり暮らしにたどり着くまでどれほどのハードルがあるのだろうと気が遠くなる。きっと、一人暮ら…

海の向こうから夫に届いたクッキー

夫が亡くなって、私は夫と2人で住んでいた社宅ではなく、実家に拠点を移した。夫が亡くなってから1ヶ月以上かけて、社宅の荷物をまとめて、補修をして、気持ちをなんとかまとめて、最後は社宅を後にした。 実家には、社会人になってからもずっと住んでいたの…

幸せの証明

4月の誕生日に続けて、5月の6ヶ月目の命日があり、6月は交際記念日がある。 その後は、夫の誕生日や、1周忌。 亡くなった日に向かうまでの数ヶ月は、きっと苦しいだろうなと思う。8月、9月、10月と、夫は異常な状態に身を置いていて、極限まで追い詰められて…

死後の世界

早いもので、夫が亡くなって半年が過ぎた。 5ヶ月目に、これまで長かったなと思ったのに、そこから今までの1ヶ月は、なんだかあっという間だった。 ずっと、この半年のタイミングを一つの区切りにしようと思っていた。多分、5ヶ月過ぎた頃から、私は1月先の6…

無理は祟る

少し前の記事で、何かに気力を出して取り組むことがとても苦痛になったと書いた。もしかしたらうつ状態なんじゃないかとヒヤリとした。そのまま数日、自分を経過観察している。あの記事を書いた翌日くらいからだったか、だんだん無気力な状態は脱した。ポイ…

宗教観

夫は果たして、今どんな気持ちなのだろう。 魂があるとしたらの話だよ。死後の世界があればの話だよ。 こんな条件をつけないと、亡くなったはずの夫の気持ちを、私は大っぴらに想像してはいけない気がしてしまう。ちょっとみんみん、やばいんじゃないか?い…

驚きの億劫な気持ち

夫と暮らしていたときは、何をするにも一緒だった。 どちらか1人が外出とか、どちらか1人が買い出し、とかはなくて、いっつも一緒。気持ちがいつもシンクロしてて、行きたい場所も、食べたい場所も、いつもぴったり合う。お互いの提案に、「いいね!」とか「…

悲しみの周期の自己分析

自分の中の気持ちの振れ幅が相当ある。 ベースとなる気持ちの基準点は、基本変わりない。心ここにあらず。全てが非現実的な感じ。現実として直視できない。「それで私は何してるの?何のために生きてるの?」と問い出すと、一気に何かが音を立てて崩れそうな…

本にまつわる話②

本好きな夫が私に読書を奨めることは一度もなかったけど、プレゼントの形で贈ってもらうことは何度かあった。エドワード・ゴーリーという絵本作家の絵本を、付き合ってすぐの頃から数年にわたって、数えたら4冊、夫から贈ってもらっていた。その作家さんの絵…

本にまつわる話①

英語でbookwormという言葉があって、日本でも無類の本好きを「本の虫」と言う。この言葉がすごく可愛くて、確かに夫も虫みたいに可愛かったなと思う。 夫はとても本が好き。本を読んでいるとき、すっごく幸せそうな顔をしていた。ソファにあぐらをかいて読ん…

死別後のGWの過ごし方

最近、することがなくてちょっと困っている。 することがないのは、私が何もしたくないからであって、何もせずにいようとするのは自分なのだから、何もしないままで良いはずなのだけど、それでも「暇だな」と思うことがある。 じゃあ、何かしたいことがある…

これ以上の何かを望めないし、望まない

半年経ったら、こうなっているかなという自分像があったのかもしれない。 具体的な何かというより、過去6ヶ月に比べたら、6ヶ月経った頃には、きっと心が幾分落ち着いていて、気持ちが整理され始めていて、前を向かなきゃと割り切る気持ちが芽生えているのだ…

自責の先の本気度

私は夫が人生最大の悩みを抱えた時に、切り捨てるような発言をした。 夫が苦しいとき、ひどい言葉をたくさん浴びせて、夫を追い詰めた。 最後に3週間見捨てて、孤独の果てまで追いやった。 その結果、夫は生きられなくなった。死んでしまった。 私が考える、…

宇宙からの贈りもの

この死別のプロセスとは、本当に辛いものだ。 どう辛いか、文章にすることも辛いくらい、本当に辛い。 本能的には否定したいことを、信じたくないことを、受け入れがたいことを、受け入れざるを得なくて、屈していくようなプロセスだと思う。死という事実に…

心病める人を支えるということ

夫の闘病から、亡くなるまでの経験を通じて、私の考え方は変わった。 これまでずっと、私はお花畑に住んでいたのだと思う。 誰とだって、ちゃんと話せば、いつか理解しあえる。通じ合える。愛しあえる。捧げあえる。信じあえる。認め合える。一緒に未来に向…

5ヶ月を生きたんだな

昨日はいろんな思いがあって苦しかったけど、ここに書きだしてみて、何がもやもやしたかとか、日中に自分が何を頑張ったかわかって、少し気持ちが楽になった。最後には夫のことを書いて、ちょっと夫の様子を思い浮かべたりして、くらーい気持ちから始まった…

デビル夫くん

ここ最近、少し気持ちが落ち着いてきていたんだけど、今週はおじさんが亡くなった話から、再び「人が死ぬ」ということについて考えたりして、気持ちが落ちつつある。そして、おじさんが亡くなったということから、引いては夫が亡くなったということも、再度…

おじさん

今日は悲しいニュースが入ってきた。 私と夫がとてもお世話になった人が、亡くなってしまった。 私も、夫も、大好きな人。2人で揃って大好きな人は、この世にほぼいなかった。肉親を除いたら、この人だけかもしれない。 元は、私が仕事を通じて知り合った人…

吉川ひなのと田中聖と平子理沙(敬称略)

書こうと思うことは色々あるのだけど、最近は無気力に近いかもしれない。 無気力と言っても、それは以前に比べて私の健康状態が後退したのではなくて、むしろいても立ってもいられないほど忙しかった気持ちが、けっこう落ち着いたのだと思う。そして、夫の死…

マッシュ

もうすぐ自分の誕生日なので、今週末は何かしたかった。 それで、2月くらいから、何をしようかと考えだした。 ずっと、美容院が気になっていた。昨年の10月に行ったきりなので、もう半年近い。きれいにしたところで夫に見てもらえないことは悲しいし、夫が見…

プレゼントから考える

とうとう4月になってしまった。 年明けから、4月になることがずっと怖かった。 4月は、私の誕生日。 夫に毎年、ものすごく大切に祝ってもらっていた日。誕生日当日は大学の授業だったり仕事があるので、夜だけ会って、外食してお祝い。週末には、もっと盛大…

お花をあげること

3月の夫の月命日だったかに、夫の遺影の両脇に初めてお花をあげた。ずっとお花をあげることは遺影であることを際立たせるのでできなかったんだけど、もう何もできない相手に対して何かをしたいと思って、あげてみた。 おばあちゃんの預言通り、椿の花のその…

夫の作品を世界にばら撒きたい

夫が亡くなってから1ヶ月くらいは、夜になると22時くらいから猛烈な眠気に襲われて、結果的にまあまあ規則正しい生活を送っていた。きっと、日中に自分を保っていることがあまりに大変で、ものすごく消耗していたんだと思う。毎日、まるで日中にマラソンとか…

因果関係

夫が亡くなってから、私は自分が夫に対してどの時期にどんな行動を取ったか、たくさん振り返っている。私の頭の中では、夫と歩んだ日々があみだくじのような図になっていて、「この時私がこんなことしたから、最初の分岐で右に進んで、この時もこんなことし…