優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2023-01-01から1年間の記事一覧

もう私が正しいとわかっているのだけど

前回の投稿からまた数ヶ月が過ぎた。 前回の投稿は、役員との対決直前に書いたものだった。 皆様に可愛いスタンプをたくさん押していただいて、とても心強く勇気づけられたので御礼申し上げたい。実は時々スタンプの様子や読者のカウントを見にブログを開い…

腐った組織を超えるしぶとさを自分が持つこと

もはや我が社に期待なんて微塵もしていないのだが、前回の監査からの結果報告の後、1ヶ月以上経っても誰からも何も連絡がこなかった。私が投げ込んだボールは、監査の人や、会社トップや、トップを取り巻く部下や、今回の判決を受けた人事部の間で恐らくキャ…

パワハラ問題・フィナーレ近づく

このブログを長く読んでくださった方なら、夫が亡くなって1ヶ月ちょっと経った頃、私が自分の会社のトップ宛にメールを送ったことをなんとなく覚えていてくれているだろうか。夫の死にも繋がった病を発症したとき、私は職場でパワハラ被害に遭っていた。当時…

恋しい

6月15日は夫くんとの交際記念日だ。今年で交際から17年。こうしてこの数字を言う時に、自分がこの世界で一人残っていることになるなんて、想像したことはなかった。 以前もここに書いたと思うけど、交際記念日はお互いに1000円のプレゼントを交換するのが学…

喫茶店で泣く

死別して最初のGWをどう過ごしたか記憶がない。このブログを遡って読めばわかるのだけど、その気力がないからそんなことはしない。自分がもがき苦しんでいる記事を振り返ることは、けっこうエネルギーを必要とするから。あの頃は、まだ彼がどこかにいるので…

長い長い地獄

数年前のホワイトデーは、0時過ぎというこの時間、彼が手作りしてくれたホワイトデーのデザートの余韻冷めやらず、それまで10年以上彼に抱いてきた愛おしい気持ちを改めて噛み締めながら、私は眠りについたのだろう。今私の目の前にあるのは、そんな彼を爆弾…

いじわる

また生きたまま年を越してしまった。 新年は恒例のおめでとう挨拶を会社の多方面からもらったけど、今年も一度も口にしないまま乗り切ることができた。これっぽっちもおめでたくないので、心にもないことは言いたくないと頑固な私は誓っている。ただ、初出社…