優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お花をあげること

3月の夫の月命日だったかに、夫の遺影の両脇に初めてお花をあげた。ずっとお花をあげることは遺影であることを際立たせるのでできなかったんだけど、もう何もできない相手に対して何かをしたいと思って、あげてみた。 おばあちゃんの預言通り、椿の花のその…

夫の作品を世界にばら撒きたい

夫が亡くなってから1ヶ月くらいは、夜になると22時くらいから猛烈な眠気に襲われて、結果的にまあまあ規則正しい生活を送っていた。きっと、日中に自分を保っていることがあまりに大変で、ものすごく消耗していたんだと思う。毎日、まるで日中にマラソンとか…

因果関係

夫が亡くなってから、私は自分が夫に対してどの時期にどんな行動を取ったか、たくさん振り返っている。私の頭の中では、夫と歩んだ日々があみだくじのような図になっていて、「この時私がこんなことしたから、最初の分岐で右に進んで、この時もこんなことし…

考えないことを自分に許す

夫が亡くなってから、ずっと、ずーっと、毎日くる日もくる日も、寝ても覚めても夫のことだけを考えているのだけど、結局何をどうやっても、夫は帰ってこない。 少し前に、この状態に慣れてきたと書いた。毎日イチから悲しんでいたら、本当に神経が衰弱してし…

また記事に感化される

このところ抱いていたモヤモヤを、ここ数日の感情的な文章に落とし込んだところで、私は当然ながら、夫はどう反応するだろう?と考えている。 「ああいうこと書いて欲しくないと思うのであれば、今晩夢で、私の質問に答えてよ」と夕飯をもぐもぐ食べながら心…

問題の構造2

(前回からの続きの話) まだ、書き足りない。まだこのことについて、考えの途上にあるなあと思う。 秋葉原の事件の弟さんは、生育環境の悪影響を感じながらも、自分が亡くなる前には母親のことを心配していたという。自分が死んだら、母親がショックを受け…

問題の構造

昨日はただ延々と人の悪口を書くような記事になってしまったのだけど、私が書きたかった本論は、あの先にあった。 昨日の一連の経験を経て、私は親と子という関係性について、またあーだこーだと考えた。夫の中にあった感情の内、どれが夫を苦しめたのかは、…

どうしようもない人

ここ数日、過去に夫とやりとりしたメールを見て、心がかき乱されていた。 そのメールは、夫と私が交際8年目くらいで、いよいよ結婚しようかという時期のもの。夫が私と結婚するには、説得をしなければならない人がいて、この人物の分析から、対処法と、想定…

私宛ての小包

今日、部屋で仕事をしていると、昼過ぎにドアの外から父に声をかけられた。 「みんみん、郵便物届いてるよ」と。 私宛の郵便物なんて、夫の死亡関連とか、クレジットカードの請求書とか、行政関連の封書だろうと思ってドアを開けたら、父の手には私宛の小包…

ホワイトデー

夫のことを考える時間を減らすと、夫のことを思い出すことが難しくなってくる。思い出すことが難しくなると、なんとなく日常的には感情移入がされなくなって、私の中の夫くんワールドに蓋がされて、ただ「夫は死んだ」とだけ思う。ただの文字列。ただのファ…

命日Pizza

夫が亡くなってから、4ヶ月経った。 4ヶ月前までは、あの大切なひとが、この地球にいたんだ。 4ヶ月前のあの朝、私が少しでも夫の気持ちに思いを馳せることができたなら。夫がどれだけ苦しんで、追い詰められているか、考えることができたなら。他のどんな人…

怒り、恨みとその昇華

夫の死について考えるとき、夫の死に関係したいろんな人のことが頭に浮かぶ。 どんな死だってそういうことはあると思う。 病死だって、事故死だって、過労死だって、自死だって、人が亡くなるということには何かしらの関係者がいる。遺された関係者たちがど…

過去数ヶ月の振り返り

今月に入ってからだろうか、落ちきった後の少しばかりの癒えが自分について感じられた。 私が負った傷は、夫が亡くなった日から開き続けていた。初日は衝撃で痛みも感じられなかった傷が、亡くなった翌日から開いて、開いて、開いて、開ききったのが、1月か2…

再開

改めて、日記をつけていこうかなと思う。 書く動機は、色々あるけど、やっぱり、こうして自分の気持ちを文章に書き出すことは、精神衛生上、良いことしかないと思うに至った。そして、私自身が過去の自分の記事に共感したり、慰められることもこれからあると…