優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨にぴったりな気持ち

100回悲しんで、100回泣いて目が腫れて、100回後悔して、100回写真を見て愛しんで。 夫が亡くなってから、もう200日経ってるから、100回どころじゃない。少なくとも200回か。 もう何をどうしたって、夫は帰ってこないのに、頭の中が、常に、常に、たられば。…

くっついていたい

辛いなあ。辛い。 この夫がいない世界で生きるということは、本当に辛い。 私と夫の会話が、私の頭の中だけで完結する。 2人の秘密ごとなら良い。でも2人じゃなくて、たった1人の思考。秘密でもなんでもない。ただ1人であるということ。1人で思い浮かべて、2…

自分の気持ちを持ち直せた

今日は会社とのやりとりでとても嫌な気分になって、苦しかった。多分、一番大きいものは、自己嫌悪。独り相撲感。みじめな気持ち。「もう、誰もわかってくれない」という孤独感。 今、夜の零時を過ぎて、明らかに気持ちがまた上向いた。ちょっと元気になった…

パワハラは違法行為だと理解しているのか

きっと私が今していることは、自分の周りの、どうでも良い人も、とても大切なはずの人も、あの人のことも、この人のことも、そんないろんな人との関係を、壊すようなことなんだろうな。 会社とパワハラの件でやりとりが続いて、また辟易としてしまった。その…

NHKスペシャル「若者たちに死を選ばせない」を見た

NHKスペシャルで自殺関連の特集をやると数日前に知って、実家の居間でこれを見るべきか、否か、数日考えていた。結果、何も知らずに大河を見ていた両親は、その後その番組が9時から流れたところでギョッとしたかもしれないが、そのまま居間で見させてもらっ…

暇なのか、怠惰なのか、虚しいのか

毎週末同じことなので、今更書き立てることでもないのだけど、今日もまたなーんにもせずに、過ごしている。元からとても面倒くさがりで、自分のために時間を使うということに意味を見いだせないタイプなのかもしれない(頼まれたり頼られると生きがいを感じ…

消失とは2度目の死

自宅で仕事をしていて、ふと横を向いた瞬間に夫の写真が目に入ることがある。夫の笑顔が文字通りまぶしすぎて、すぐ目をそらしてしまうのだけど、逸らした先には、夫からもらった黒目がちのマスコットたちが所狭しと並んでいる。彼らがうるうるの目で、不安…

日光パターン

希望の物件の内見をしたのが週末で、その後申し込みをして、今週はどかーんと落ちるのかなと思っていたら、なんだか飄々と過ごしている。 夫の苦悩とか苦しみとか悲しい場面が少し自分の意識から遠のいて、夫の可愛いところとか、おちゃめなところが時折頭に…

進んでみる?

夫が亡くなった当日から実家に戻って、両親のお世話になりはじめて、もう半年以上が経つ。 夫と2人で孤軍奮闘していた時や、夫が死ぬという衝撃的な結末を迎えた時、自分の親への複雑な気持ちがたくさん湧いていた。なんでもっともっと、手を差し伸べてくれ…

KAN

今日は、久しぶりに、また泣いた。 今日は、自分が可哀想になる日だった。 いつもいくらでも保身とかして、嗚呼かわいそうなわたし、って実態としては思っているんだけど。今日は、気付いたら「なんか私可哀想じゃない?!」って独り言を言っていた。 今日20…