優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

トラウマ?

もう前回の記事を書いてから2週間近くか。 月の後半はいつも精神的に苦しい波がやってくるので、このブログに記事を書いても恨みつらみの記事になってしまう。だから書いていなかったのだと思う。 でも今回気持ちが落ちた時には、これまでと少し違うことがあ…

ミルフィーユおやすみ

半年の区切りを意識したわけではないのだけど、私は昨晩からようやく祖母の部屋を出て、自分の部屋で寝るようになった。半年でようやくこの変化なのだから、ひとり暮らしにたどり着くまでどれほどのハードルがあるのだろうと気が遠くなる。きっと、一人暮ら…

海の向こうから夫に届いたクッキー

夫が亡くなって、私は夫と2人で住んでいた社宅ではなく、実家に拠点を移した。夫が亡くなってから1ヶ月以上かけて、社宅の荷物をまとめて、補修をして、気持ちをなんとかまとめて、最後は社宅を後にした。 実家には、社会人になってからもずっと住んでいたの…

幸せの証明

4月の誕生日に続けて、5月の6ヶ月目の命日があり、6月は交際記念日がある。 その後は、夫の誕生日や、1周忌。 亡くなった日に向かうまでの数ヶ月は、きっと苦しいだろうなと思う。8月、9月、10月と、夫は異常な状態に身を置いていて、極限まで追い詰められて…

死後の世界

早いもので、夫が亡くなって半年が過ぎた。 5ヶ月目に、これまで長かったなと思ったのに、そこから今までの1ヶ月は、なんだかあっという間だった。 ずっと、この半年のタイミングを一つの区切りにしようと思っていた。多分、5ヶ月過ぎた頃から、私は1月先の6…

無理は祟る

少し前の記事で、何かに気力を出して取り組むことがとても苦痛になったと書いた。もしかしたらうつ状態なんじゃないかとヒヤリとした。そのまま数日、自分を経過観察している。あの記事を書いた翌日くらいからだったか、だんだん無気力な状態は脱した。ポイ…

宗教観

夫は果たして、今どんな気持ちなのだろう。 魂があるとしたらの話だよ。死後の世界があればの話だよ。 こんな条件をつけないと、亡くなったはずの夫の気持ちを、私は大っぴらに想像してはいけない気がしてしまう。ちょっとみんみん、やばいんじゃないか?い…

驚きの億劫な気持ち

夫と暮らしていたときは、何をするにも一緒だった。 どちらか1人が外出とか、どちらか1人が買い出し、とかはなくて、いっつも一緒。気持ちがいつもシンクロしてて、行きたい場所も、食べたい場所も、いつもぴったり合う。お互いの提案に、「いいね!」とか「…

悲しみの周期の自己分析

自分の中の気持ちの振れ幅が相当ある。 ベースとなる気持ちの基準点は、基本変わりない。心ここにあらず。全てが非現実的な感じ。現実として直視できない。「それで私は何してるの?何のために生きてるの?」と問い出すと、一気に何かが音を立てて崩れそうな…

本にまつわる話②

本好きな夫が私に読書を奨めることは一度もなかったけど、プレゼントの形で贈ってもらうことは何度かあった。エドワード・ゴーリーという絵本作家の絵本を、付き合ってすぐの頃から数年にわたって、数えたら4冊、夫から贈ってもらっていた。その作家さんの絵…

本にまつわる話①

英語でbookwormという言葉があって、日本でも無類の本好きを「本の虫」と言う。この言葉がすごく可愛くて、確かに夫も虫みたいに可愛かったなと思う。 夫はとても本が好き。本を読んでいるとき、すっごく幸せそうな顔をしていた。ソファにあぐらをかいて読ん…

死別後のGWの過ごし方

最近、することがなくてちょっと困っている。 することがないのは、私が何もしたくないからであって、何もせずにいようとするのは自分なのだから、何もしないままで良いはずなのだけど、それでも「暇だな」と思うことがある。 じゃあ、何かしたいことがある…