優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

これ以上の何かを望めないし、望まない

半年経ったら、こうなっているかなという自分像があったのかもしれない。 具体的な何かというより、過去6ヶ月に比べたら、6ヶ月経った頃には、きっと心が幾分落ち着いていて、気持ちが整理され始めていて、前を向かなきゃと割り切る気持ちが芽生えているのだ…

自責の先の本気度

私は夫が人生最大の悩みを抱えた時に、切り捨てるような発言をした。 夫が苦しいとき、ひどい言葉をたくさん浴びせて、夫を追い詰めた。 最後に3週間見捨てて、孤独の果てまで追いやった。 その結果、夫は生きられなくなった。死んでしまった。 私が考える、…

宇宙からの贈りもの

この死別のプロセスとは、本当に辛いものだ。 どう辛いか、文章にすることも辛いくらい、本当に辛い。 本能的には否定したいことを、信じたくないことを、受け入れがたいことを、受け入れざるを得なくて、屈していくようなプロセスだと思う。死という事実に…

心病める人を支えるということ

夫の闘病から、亡くなるまでの経験を通じて、私の考え方は変わった。 これまでずっと、私はお花畑に住んでいたのだと思う。 誰とだって、ちゃんと話せば、いつか理解しあえる。通じ合える。愛しあえる。捧げあえる。信じあえる。認め合える。一緒に未来に向…

5ヶ月を生きたんだな

昨日はいろんな思いがあって苦しかったけど、ここに書きだしてみて、何がもやもやしたかとか、日中に自分が何を頑張ったかわかって、少し気持ちが楽になった。最後には夫のことを書いて、ちょっと夫の様子を思い浮かべたりして、くらーい気持ちから始まった…

デビル夫くん

ここ最近、少し気持ちが落ち着いてきていたんだけど、今週はおじさんが亡くなった話から、再び「人が死ぬ」ということについて考えたりして、気持ちが落ちつつある。そして、おじさんが亡くなったということから、引いては夫が亡くなったということも、再度…

おじさん

今日は悲しいニュースが入ってきた。 私と夫がとてもお世話になった人が、亡くなってしまった。 私も、夫も、大好きな人。2人で揃って大好きな人は、この世にほぼいなかった。肉親を除いたら、この人だけかもしれない。 元は、私が仕事を通じて知り合った人…

吉川ひなのと田中聖と平子理沙(敬称略)

書こうと思うことは色々あるのだけど、最近は無気力に近いかもしれない。 無気力と言っても、それは以前に比べて私の健康状態が後退したのではなくて、むしろいても立ってもいられないほど忙しかった気持ちが、けっこう落ち着いたのだと思う。そして、夫の死…

マッシュ

もうすぐ自分の誕生日なので、今週末は何かしたかった。 それで、2月くらいから、何をしようかと考えだした。 ずっと、美容院が気になっていた。昨年の10月に行ったきりなので、もう半年近い。きれいにしたところで夫に見てもらえないことは悲しいし、夫が見…

プレゼントから考える

とうとう4月になってしまった。 年明けから、4月になることがずっと怖かった。 4月は、私の誕生日。 夫に毎年、ものすごく大切に祝ってもらっていた日。誕生日当日は大学の授業だったり仕事があるので、夜だけ会って、外食してお祝い。週末には、もっと盛大…