優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

3本立ての夢

今日はお正月のお餅をつくため、夜中からおばあちゃんが寝室を出入りして、何度も目が覚めた。夜中3時におばあちゃんの布団が抜け殻だった時には、どっかで倒れたかと飛び起きたけど、おばあちゃんは台所にいた。餅米を研いだり、水に漬ける作業があるらしい。
そのおかげか、私の眠りが浅くなって、夫が亡くなって初めてくらいに3本も夫の夢を見た。一話目は夫は生きてるか死んでるかわからない、ホラー系の怖い夢だった。巻頭がこんなんとは、夫はやっぱり私に怒ってるのかなと思った。二話目では私が道案内で困った時に、夫に助けてもらってた。私が困ったとき、夫はいつもの溶けるような優しい目元がほんの少しだけキリッとして、その姿が頼もしくて、ときめいて、大好きだったのを思い出した。三話目は、夫とちゃんと会話した。私たちらしい、良い内容だった。悲しいし、寂しいんだけど、今起こったことに、真面目に、思いやりを持ちあって、向き合ってた。最後は、夫に抱きついて恋しいと泣いていて、そのまま泣きながら目が覚めた。もちろん、そんな目覚めだったので、朝8時から大泣きして、泣き疲れて、二度寝した。やっぱどんなときも、寝るに限るな。
夢の中で、夫とまた会う約束をした。だから、ほんのちょっとよい気持ち。1人で考えてばかりで、冷たい粘土みたいな気持ちだったのが、私の心にホッカイロを添えてもらった気分。ほっとレモンかな。ホットココアでもいいな。ぽかぽかした気持ちは、いいもんだな。