夫のこと考えるのが、苦しいな。
午前中は夫と自分の写真を見てたけど、だんだん夜になって見るのがつらくなって、今は見ないようにしてる。夫のでっかいフレームの遺影、お葬式の日からずっと自分の部屋に置いてて、仕事中も真正面に立てかけてる。距離にして私の目から20cm。ちょっと、精神衛生上、悪いかもしれない。
夫の顔が好きだから、見ていたいのに、苦しくなるのはなんでかな。写真が目に入って最初の感想は、あ、愛しい顔の人だ、可愛いな、優しそうだな、幸せそうだなって思う。その次に、きっとこの時はこんな結末、想像もしていなかっただろうなって思って、最後は闘病の苦しく悶える姿を思い出して、亡くなったところまでたどり着いて、この人、もういないんだ、もう会えないんだ、わーん、となる。うん、やっぱり最初の目がハート状態で思考が止まればいいものを、その後、苦しい内容にどんどん思考をつなげていくから苦しいんだな。
往年のスターみたいな気持ちで見ればいいのかな。大ファンなら、ポスターサイズの顔写真がこの距離にあっても、精神衛生には影響しないもんね。でも、今は難しいなあ。どう自分を洗脳したって、まだそういう境地に至れないや。
夫の役に立ちたかったな。夫に幸せになって欲しかったな。夫とデートしたかったな。笑い転げて楽しく生きたかったな。そんな考えしか、湧いてこないや。
今日も気持ちが落ちそうな時にオザケンを聴いたら、なんか直接的な夫との1on1状態が緩和されて、音楽も明るくて、気持ちが救われた。年末年始、CDプレーヤーを買おうと思ってる。それで、自分の部屋でおっきな音で聴くんだ。