優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

気づくのに4年かかった

久しぶりにブログにアクセスした。

特に書きたいことはない。

彼は死んだままだし、自分は死別モラトリアムをずっと抱えたまま。

去年の今頃との違いがあるとすれば、友人は増えた。彼の知らない世界で、彼の知らない友人たち。一緒に出かけたり、旅行に行ったりする人の輪ができた。あまり深入りすると面倒なことになるから、浅く、緩く、干渉しあわない関係でいつづけられたらいいなと思うけど、時々彼らの自己開示をされると、私もいつかしないとなあと思い、年齢も職業も、ましてや既婚歴や死別の経験なんて開示してないから、いつまでこのままいられるのかなと思う。

彼との関係はどうだろう。

夏から秋にかけて、本当に死にたくて、死にたくて、死ぬ勇気なんてないのにタオルで首を絞めたりして、酩酊したら飛び降りられるかなとか、いっぱい考え続けたけど、無理だった。その後友人たちと海外旅行にたて続きに行きまくって、人の優しさに触れて、楽しかったんだよね。それで彼の命日も気にするような気にしないようなくらいで過ごして、会社にも辞表出した後で引き止められたのをそのまま受け入れたりして、極端な行動は生命の意味でも収入の意味でも取らないまま今に至る。

ずっと彼の死を受け入れられないと言ってきたけど、もう4年も待ってるんだ。

4年も待ったら、奇跡に起きてほしいけど、何も現実は変わらなくて、本当に死んじゃったんだなあって、バカみたいに今更考えてる。