優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

どんな連絡が嬉しかったか、どんな連絡で困ったか(今後も更新予定)

こういう状態に陥って、強い気持ちでいられる人は、なかなかいないと思う。でも、こんな私でも、友人や家族の言葉で、気持ちがあったかくなることがある。このブログに立ち寄ってくださる方々にも、心から御礼を言いたい。

新年のメッセージで友人とやりとりしていて、みんな共通する言葉があった。

「みんみんの力になりたいけど、今、どういう状態でいるかわからなくて、戸惑ってた」というもの。

私自身、こういう状況になる前は、こうして配偶者や近しい家族が亡くなった人が、どういう心境か、想像も付かなかった。だから、無理もないことだと思う。わからなすぎて、そっとしておいた方がいいのかなと思ってた。でも、私の場合だけど、連絡をくれる友人や上司に、感謝してる。不器用に地雷踏んでる感じの連絡も実は少なくないけど、元の人となりをわかっているので、別に深い傷になるものではない(ただ、申し訳ないことに返信の意欲が上昇しないだけ)。

私の場合、どんな連絡が嬉しかったか、どんな連絡で困ったか、記しておきたい。あんまり需要ないかもしれないけど、あくまでも、死別の経験をした人に親身になりたい人に向けての情報であって、親身になりたくない人に押し付けるものでは、全然ない。それに、私もいつかこの気持ちを忘れるかもしれない。そんなことは希望的観測なのか、希望していない観測なのかわからないけど、その時のためにも、記しておきたい。

 

●死別直後に話しやすい話題

- 天気

- 気温

・・・・ずっと考えてみたけど、私の場合、害がないのは、本当にこれくらいだった。人間が関係していない話が、一番いい。自然の話。生物や動物すらきつい。また思いついたら、加えるかもしれない。

 

●親友や近しい友人からじわじわ振ってほしい話題や、言われて嬉しかったこと

 - 夫に関する話題なんでも(死の当日から今まで、私は夫について話したくてしょうがない)

 - いつもみんみんのことや旦那さんのこと考えてるよというメッセージ

 - 無理しない方がいい、仕事だって休んで良い、すごく悲しいことだから当然という言葉

 - 人にどんどん頼ってね、私にもなんでも話してねという言葉

 - 連絡したときに「ずっと待ってたよ!連絡くれて本当にうれしい」という言葉

 - 話したいときは、直接でもリモートでも、なんでもOKという全方位ウェルカムな言葉

 

●返信に困ったこと

 - 旦那さんネタ(いろんな場合があるけど、含めない方が無難。顔見知りの旦那さんの方が実は辛い。会った事ない旦那さんの話は、私の場合は何も感じない)

 - こんな料理をつくったよネタ(写真は旦那さんと2人分のテーブルセット)

 - 育児ネタ(過剰反応はしないけど、わざわざ知りたくない)

 - 私たち("we")みたいな主語複数形

 - 平凡な日常ネタ(日常が送れていないので、読むだけで厳しい)

 - 時事ネタ(死別からの時間経過が苦しい。過去を向いているので、現在を知りたくない)

 

●悲しかったこと

 - 夫が死んだと知っているのに、音信不通(私の場合は、このブログに未登場の姉・・・)

 

●職場の人に言われて困った事(まったく悪意は感じないので、空回りさせて心苦しかった)

 - 元気ですか!(死後7日で聞かれて、苦笑いした)

 - 実家暮らし、楽しそうだね(全然悪気ないってわかってる、でも反応した、ごめんなさい)

 - 週末のお出かけネタ(これも完全に気遣いで話してくれたけど、ごめんなさい)

 - しっかり仕事回してね(こういう本気モードの督促はきつい)

 

今、思いつくのはこれくらいか。

 

私は、苦しみに自らダイブして、納得するまで考え抜きたいタイプなので、夫について話したくてうずうずしている。気を紛らわしてくれようとありふれた日常の話を長くされると、実は気持ちを正気に保つのが難しい。私は、できれば夫から片時も気持ちを離したくないみたい。苦しいから、時々離してはいるんだけど。そのタイミングは、自分でもよく掴めていない。

でも、遺族によっては故人を今も生きていることにしていたり、考えないようにすることもあるようなので、雑談が嬉しい人もいるかもしれない。

更には、気遣いとかいらないから普段通りやってくれと思う人もいるのかな?そこらへんはその人の性格によるのだと思う(悲しみへの対応方法は、十人十色)。なので、上記はあくまでも私の場合。

書き出してみたけど、やっぱり、難しいテーマだな。