優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

自分を救いたくない

夕方、気持ちが少し上向いて、自分を慰める文章を書いたのだけど、少ししてすごく嫌な気持ちになって、消してしまった。やっぱり今の私は、自分自身が慰められることをよしとしないらしい。自分は救われたいけど、自分を救いたくない。救えなかった夫の隣で、自分だけ救われたくない。いつか救われないと生きていけない。でも、それは少なくとも今じゃない。

「罪悪感」これはあって、当然。罪悪感というと軽すぎて、罪悪そのもの。夫が亡くなった日のことや、それに至る数週間の自分の行動は、何度思い返しても、間違っていたし、夫の死を招いてしまった。

「後悔」これもあって、当然。自分の命に代えて守りたいはずの人が死んだのだから。

「怒り」これもあって、当然。あの人にも、この人にも、上司にも、会社にも、社会にも。

「自責」これもあって、当然。あの時自分さえこうしていれば、ああしていればと責める。

「悲しみ」これもあって、当然。もう取り返しがつかないから。

この湧き上がる感情を吐き出しに、どこかに絶叫しにいきたい。

絶叫して、夫が帰ってきてくれたらいいのに。

絶叫しても、いくら絶叫しても、夫は帰ってこない。

そのことが、深く深く悲しい。