優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

生き写しを探す義務があったのに

今日も気持ちが鈍いスタートだ。

湧き上がる感情とか思いはない。

頭がとても疲れている気はする。

今日も仕事だ。いつもの半分以下のスピードでしかやれない。四六時中夫のこと考えると私も明らか過ぎる解に気づいてしまうから、くだらないメールを打ち、仕事をするのがちょうど良いのかな。そうやって日常を流しながら、生きるのかな。夫について考えたいのに、考えると苦しいなんて、矛盾だらけ。

今この状態で、昔の夫と出会ったら、恋に落ちるのかな。そしたらまたあの幸せな日々をこれから送れるのかな。夫、どっかうろついてないかな。亡くなる前に、そういう生き写しの人探しておいて欲しかった。それで、みんみん明日からこの人にバトンタッチするからね、って全く見分けつかない人に繋がれたかった。そしたら、私は夫の死に影響受けないのに。

昨日、母に「2人は夫婦っていうより、可愛い恋人って感じだったね」と言われた。恋人なのかもね。子供いないし、お互いに惚れこんでる感じはまだ家族とは違ったかも。そういうこれからの変化も、楽しみにしてたんだけどなあ。描いてたライフプランとか、想像してた老後の場面とか、大した話じゃないけど、ほのぼののんびり陽だまりの中で2人で過ごす画とか、色々お蔵入り。寂しい。悲しい。