優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-11-22から1日間の記事一覧

朝と夜がつらい

朝のつらさは少し慣れた気がする。 なんでも最初が一番つらくて、2回3回と経験すると慣れてくる。 夫が亡くなった当日も、その翌日も、これが細部までよく出来すぎた夢だったらよかったと思っていた。目が覚めたら、夫という存在が復活した世界になっていた…

記録魔

過去に思い立ってブログを書こうと思って開設したことはあったけど、3日坊主どころか投稿2回くらいで終わってしまったように思う。 夫との闘病が始まってからも、ブログは特にやらず、ひたすら自分のパソコンに日記をつけていた。喜怒哀楽がブンブン振れる日…

「思い出の中で生きたくない」

私の仕事は安定している。 それなりにやりがいも感じてきたし、評価もされてきたと思う。 でも、「みんみんには何かもっと合う仕事がある気がする」と夫に言われたことを思い出した。 私は一言で自分の性格を表すことはできないけど、これと確信したことがあ…

夢を見たい

今日は夫が実家に遊びにくる。 いつも緊張しちゃうから、遊びにくることを説得するまでが大変。 あの手この手で乗り気にさせて、なんとか体ひきずってやってくる。 「夫くんは何時頃着くって?」 「ん〜、聞いてみる。。。なんかトイレ長引いて今〇〇駅あた…

夫の現れ方

夫が亡くなった日、昔、事故で亡くなった祖父の話を母と祖母がしてくれた。 私も大好きだった祖父は、会社からの帰り道に事故に巻き込まれて亡くなった。 「亡くなった翌日、家の網戸に虫が飛んできて、ずっと離れないの。あれはおじいちゃんだったんじゃな…

現実に引き戻されたら更なる苦しみが待ってる

先週は忌引きで休んで、夫が亡くなってからの一週間を自分の実家のゆりかごの中で過ごした。ただただ私が必要とする環境を整えてもらって、全ての時間を私に充ててもらって、360度守ってもらった。 来週から仕事にまた行かないといけない。 毎日何百と届くメ…

死別直後の過ごし方

夫が亡くなった日、病院の霊安室には夫、私、夫の両親と私の両親がいた。 警察に夫が検死のために引き取られて、今晩私はどこに帰るかみんなに聞かれた。 一人でアパートに帰ったら、尋常ではない苦しみに襲われることが目に見えていたので、移動時間は気に…

夫が亡くなった原因

これまでにこのブログで何度か触れている通り、夫が亡くなったのは、本人一人の意志ではなく、周囲からの暴力性を備えた圧力に恐怖・諦め・罪悪感を感じたためだと思います。 そして、その「周囲からの暴力性を備えた圧力」を担う一人に、わたしもいました。…