優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

夫が亡くなった原因

これまでにこのブログで何度か触れている通り、夫が亡くなったのは、本人一人の意志ではなく、周囲からの暴力性を備えた圧力に恐怖・諦め・罪悪感を感じたためだと思います。

そして、その「周囲からの暴力性を備えた圧力」を担う一人に、わたしもいました。

 

当然、夫にそこで命を投げ打つ行為なんてしてほしくなかったし、そんなことにつながるとは思ってもみませんでした。それくらい、私たちは高揚し、一方でドアの反対側の夫はこちらの言動に恐怖を感じていたのだと思います。

 

夫は、この外圧がなければ、死ぬ予定はなかったと思います。

でも、突然の押しかけと乱暴な介入に怯え切って命を絶ちました。

夫は、殺されてしまったと表現することもできます。

さらには、この外圧を担っていた私は、夫を殺してしまったと言うこともできます。

「私は夫を殺しました」そう言うことすらあながち間違っていないと思います。

正確には、「私は意図せず夫を殺しました」あたりが適当かもしれません。

 

でも、夫の死に至るストーリーをこの型にはめていくこと、そして自分の中で背負っていくことは、あまりに重たいものです。真実がどうであったのか、とても気になっていることだけど、まだこれを語り口として受け入れられるか、自分でもわかりません。

 

夫は、どうして欲しいと思っているだろう。

亡くなった直後は、過去2年間について、ようやく夫も私が全力で支えようとしていたことを理解してくれるだろう、と思っていた。でも、亡くなってから時間が経つにつれて、夫がとても怒っているのではないかと思う瞬間もあった。よくもこんな事態になるほどの強硬姿勢で襲いかかってきたな、と恨まれているのではないか。

 

今の私には、夫の死の原因を背負うだけの度量がないけど、夫はどう考えてるのか、夢にでてきて教えてほしいな。くれぐれも、私の潜在意識から空想した夢じゃなくて、夫が自分から出演してくれますように。