優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-11-21から1日間の記事一覧

亡くなってから火葬までの時間

夫が亡くなって、警察で検死があって、家族葬を終えるまで数日かかった。 亡くなった日には、「明日にもお葬式をしたい、夫の全てから離れてしまいたい」となぜか思っていた。あまりに苦しいことで、自分が現実から逃げようとしていたように感じる。珍しい。…

ブログばかり書いている自分

夫が亡くなってから時間が経つにつれて、夫のあらゆる記憶が自分から消えていってしまう気がして、必死に記憶やその時の思いや感情をかき集めて書き記している。 初日にあんなに手に取るように感じられた夫の心の痛みも、今は間に一枚薄皮を挟んで感じるよう…

最後の瞬間

最後の瞬間に夫がどんな気持ちで、何が頭をよぎっていたかなんて、誰もわからない。 夫だって、その時はそれが真実だっただろうけど、おそらく30分待てたら、「なんであんなことを思ったんだろう」って思ったんじゃないか。 だから、きっとこうだった、と突…

悲しい2人

交際開始から体調を崩すまで、私から見えていた夫は夫のほんの一面だけど、夫もそれ以外の一面を自分でわかってはいなかったように思う。 お互いをありのままで好きで、出会えたことに毎日感謝して生きてきた。 結婚して一緒に住み始めてからも、ちょっとし…

自分を責めることも悪いことじゃない

夫が体調を崩してから、そして今回のように亡くなってから、私は両親から「あなたは十分頑張った」と何度も言ってもらいました。でも、私は本気で夫によくなって欲しい、幸せになってほしい、2人でやり直したいと思っていたから、あの時こうしていれば、自分…

ふわふわとした非現実的な感覚

夫が亡くなってからずっと一人になる時間ってなかった。 家族がずっと一人にならないよう、気を使ってくれていたから。 今、はじめて一人になった。 一昨日から涙が止まって、悲しい気持ちも止まった。驚くほど淡々とした自分。 その理由を探してる。 夫の存…