優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

自問自答

こんなときに夫がいてくれたらと思う。

人生の試練、受けまくったのに、ここで何か起こってしまうのだろうか。

苦しくて、もう無理って思わず口をついて出た。

どこを向いても、どっちを向いても、数年前までパーフェクトだった自分の周辺が、大きく変動している。

数年前を思い出すと、パーフェクト。

文句のつけようがない。どこを見ても幸せだった。

幸せを噛み締めて、噛み締めて、生きてた。

起きるときも、寝る時も、次の日を楽しみに生きてて、ワクワクしすぎて夜眠れない日だってあった。遠足の前日でもあるまいし、そんな幸せな人、想像できないね。

そんなにワクワクしてるときに、夫と会って、話して、笑って、もう、最高の気分。

私があの姿に戻る日は絶対にないけど。

それは、夫を亡くすという、本来であれば人生の終盤にあるであろう別れを、もう経験しているから。でもあの最高の気分を、人生で一度でも経験できたことは、幸せなことなんだと思う。

私、私と夫、私と周辺。最後に残るのは、自分自身。

自分が早く死ぬとしたって、最後は、自分との対話。

対話っていうか、自分で自分に問答。自分ぐるぐる。

夫の写真に向かって、「夫くん、助けてよー」と言って泣いた。

夫はいないから、助けてくれない。夫のことなんて助けてすらあげられなかったし。あんなに助けを必要として、ヒントもいくらだってくれたのに。今夫がいたとしても、私が助けてもらう権利はない。夫を悲しみのどん底に突き落としてしまったから。

困ったな。自分がどうにかしないといけない。

でも突然むかしみたいな頼りがいのある立派な人にはなれない。

今は泣いてるぐでたま。目指すは、固茹でのぐでたま・・・・。

いつだって困ってる人の隣にいて、ぐでぐでしながらPCで情報収集がんばって、ぐでぐでしながら力になろうとする、そこからかな。

あーーーーーーーーーーー、もう。それしかない。

夫の腕の中で眠りたいよー。あの幸せな週末に戻りたい。