優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

謝るのは自分のため

言葉にならない、声にもならない、涙にすらならない苦しみ。

夫は、いつもこの苦しみの中にいたんだな。苦しみを言葉にしてもらうことが難しかった。話しやすい環境を作れたことは、私の力不足で数えるほどだった。うまく作り出せたとき、夫が堰を切ったように話してくれるときもあった。2人で外食をしながら、突然壊れそうな表情で泣いてくれることもあった。そういうとき、私も一緒に泣いた。

何を思い返しても、苦しい。力になれなかった自責の念。夫にこの気持ちを伝えたいと思ってしまうけど、それは自分が楽になりたいから、赦しを受けたいからだよね。私は、伝えたり、聞いてもらう側から成長できなかった。聞く、受け止める側になる必要があったのに。だから、謝りたいと思うのは、しばしやめようかな。私はもっと夫の苦悩を聞きたかったよ。今でも知りたい。

今日はまた重たい朝だ。

いつまでも塞ぎ込みたいのに、仕事が嫌だな、苦しいな…。