優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2ヶ月後

諦めという気持ち

夫が亡くなったあと、11月から12月にかけて、ずっと私の頭の中は忙しかった。これまでのことについて、ずっと誰にも相談できずに闘ってきたこともあり、改めて自分に問いかけると、大量の思いや考えが溢れてきた。それを書き出すことで少しだけ落ち着くこと…

混乱

夫が亡くなる前だって絶望の中にいたけど、少なくとも夫と私の2人でいた。 絶望していたけど、私は消えそうな希望の灯火みたいなものを何度も自分の中で付け直して、まだ諦めたくないと奮起していた。だから、最後の最後まで、希望は持っていた。希望がある…

妻と夫の不平等

夫に対して私が言ったひどい言葉たちを少しずつ思い出している。 夫が本格的に体調を崩してから言ってしまったものも多いが、その前の段階で言ったものもあることに気付き始めた。夫が何事に対しても自暴自棄になり、こだわりが色々と強くなっていた時期、私…

最低の言葉を編み出す力

私が大学に入ってから、1人だけ、人間的にものすごく好きな先輩がいた。 4歳くらい上で、私にとってとても特別な人。ものすごく優しい。ものすごく面白い。サークルの中で、カリスマみたいな人だった。大学2年の冬、先輩だった彼からデートに誘われた。どう…

救世主

苦しいときとか、悲しいときとか、自分浸ってるなあとか思って、浸ってるとなんか痛々しいんだろうなあとか思うけど、浸る時間も大事だと思う。 どうでも良い話なんだけど、夫が亡くなるちょっと前くらいから私はメルカリを始めて、2人の引っ越し後の新生活…

昭和ドラマの蛮行

そろそろ仕事が回らなくなってきた。 どうでも良いって思う仕事は、こんなに苦痛なんだな。別に給料減ったり評価下がったりは全然良いんだけど、この状態をよく思っていない人が増えてくると、私個人が冷ややかな目で見られたり、責められるようになるから、…

大切な人が生きてるうちにした方がいいこと(随時更新)

夫が亡くなるなんてことは思ってもみなかった。 夫も今頃、私と同じくらい困惑していると思う。 今やこの世とあの世で別世界に存在してしまっている私たち夫婦だけど、この世でこの地獄を生きている私にとって、死別の悲しみを紛らわしたり、慰めてくれる物…

時間の過ごし方がわからない

昨日は突如としてしゃかりき家事をしたのだけど、やっぱり反動はあるようで、夜何度も目が覚めた。目が覚めるたびに、「無理もないよな〜、ゆっくりしよう」と自分で自分に声をかけた。 夫のことを考えながら、今日という現実もこなすことは、エネルギーが2…

メッセージを受け取る

家族に体の不調があって、MRI検査をしたら何か写っていると言われ、専門医に判断を仰ぐ必要があると言われた。疑われた症状をネットで調べると、余命数ヶ月が一般的とのこと。血の気が一気に引いた。そんなことがこれから始まるのかと思うと、過去を向いても…

支える人の専門書

闘病を支えようとした人なら経験があるかもしれないこと。 その人がいなくなった後も、その疾患について調べたり、どうやって治療するかとか、どうやって家族である自分の思考を転換して、未来に希望を持てるかについて、 調べてしまう。 夫について考えなが…

自問自答

こんなときに夫がいてくれたらと思う。 人生の試練、受けまくったのに、ここで何か起こってしまうのだろうか。 苦しくて、もう無理って思わず口をついて出た。 どこを向いても、どっちを向いても、数年前までパーフェクトだった自分の周辺が、大きく変動して…

起き上がってしっかりしよう

今日は、夫とは別のことで、衝撃が走った。 まだわからないことだらけだから、今ある情報だけで思考を固めずに、緩やかに流していかないといけないんだけど。 私は夫のことを考えることは続けるけど、それで潰れて他の人にケアしてもらうのは、もうそろそろ…

ないなりに楽しい

夫が亡くなってから強く思うけど、人の正常ってなんなんだろう。 生まれた時から死ぬって決まってるのに、お気楽に生きてるのが人間。意味のある人生を送ろうとして、平和だ、健康だ、貧困削減だ、環境保護だと一生懸命訴えているのが人間。やりたいことが見…

証拠不十分?

今日は過去の経緯について、上司の上司の上司の上司の・・・・・くらいの方と話した。 かなり、疲れちゃった。 とても丁寧に聞いてくれたと思う。それでも、なんというか、相手に伝わる言葉を生み出すことや、理解しあうことは、難しいなと思った。最近ずっ…

ヘリグロテントウノミハムシ

今日は、夫の2回目の命日だ。 今日、夫が亡くなった時間帯、私は会社の上司に宛てて、これまでの経緯を一生懸命書き連ねていた。これまでの職場環境に関する私の個人的な恨みはもちろんあるのだけど、組織にそれに反応してほしいと思っているわけではない、…