優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-12-29から1日間の記事一覧

ずしんと落ちた

今日は気持ちが落ちた。 夫が亡くなった実感がなんとなく出てきたのかもしれない。 ずっと実感しない、できないと思っていたけど、今日はなんだか実感している気がする。 どうも自分の気持ちには周期があるようで、数日感情が無のような日々があって、まあま…

良きルームメイト

また親友からメッセージをもらった。意訳をすると、「みんみん、どうしてる?コロナでロックダウンになって、もうほとほと疲れたよ!」という内容。まだ返信できていないのだけど、なんて返すか迷っている。夫の闘病中は、彼女のメッセージにものすごく救わ…

祝200本

記事の件数が200を超えた。 書き始めた頃は、とにかく気持ちが溢れてくるので、それをどこかに公開する形で置きたいと思っていた。一人で抱えていると苦しくて、誰かに聞いて欲しくて、でもとても誰かにお願いして割いてもらえる時間には収まらないほどに、…

終わって欲しい

そうか、ガスを止めるのは立ち会いが必要なのか。 今日もアパートに行く準備を朝からだらだら進めて、幾多の困難を乗り越えて、いよいよ出発というところで、そういえば公共サービス止めないとだなと思ってウェブ申し込みを始めたら、「ガス停止は立ち会いが…

最後の最後に駆けつける勇気を意図せず得た

諸外国のように呼びかけする時間があるのかわからないけど、もし自死する直前の人に呼びかける時間があるなら、そういう場に私は駆り出されたいな。夫にかけられなかった言葉の分、私と夫にかけてもらえなかった第三者からの言葉の分、今の自己実現は、そう…

「人生の意味」

単身赴任を始めるまでずっと住んでいた実家の勉強机の前にぼーっと座っていた。 勉強机に座ると、正面にはお決まりの夫の遺影、そしてその奥の棚には中学、高校、大学と増えていったノートやプリントや日記帳、そして各地のデート先の入場券などが立ててある…