優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-12-18から1日間の記事一覧

香ばしいパン

夫の洋服を見ても、なんにも感じない日もあれば、今日みたいに見るだけで涙がじわじわ出てくる日もある。 なんでじわじわ出てくるかと言えば、おそらく今日の産業医との話で、改めて夫が死んだ人として語られて、私が一個人として立ち直ることに焦点があたっ…

死んじゃった、死んじゃった、死んじゃった。

夫が死んじゃった、死んじゃった、死んじゃった。 もう何度も自分で言ってることだし、言い聞かせてることなんだけど、改めてそのことを誰かと話すのは、きついな。 特に、私そっちのけでよくわからない方向に話を進めていって、決めつけたり、慰めたりされ…

相談していないところに入ってこられることは嫌

夫が亡くなったことや、その後の私の状態を説明すると、夫が呈した症状から、「亡くなったのは仕方ないことだったんだ」って慰められるんだな。慰めてって頼んでないのに。 私は、それを誰にも言われたくない。言われたくないことリストの一位。 仕方ないこ…

センスのない産業医

産業医との面談、全然よくなかった。 開口一番、「旦那さんの症状の人は、どこかの時点で死を選ぶ人が多いから、ま〜、あんまり自分を責めないで?薬飲んで、気持ちを楽にするのがいい」だって。 それ、誰へのどういう慰めなんでしょうか?50年くらい経った…

自分について

夫が戻ってこないのに、戻ってきて欲しいと考えるうちは、この状態のまま。 戻ってきて欲しいってことを叫びまくったら、どこかの段階で世界が急転直下で変わってくれたらいいのに。 目の前の赤いビロードのカーテンがパカーンと開いて、タキシード姿の夫が…

気持ちしぼむ

夢の隅の隅に、夫が一瞬でてくる。本人出演はなくて、夢の中の私が夫のことを思うくらい。携帯電話の着信履歴を見て、ランキング機能なら一位は夫だな、と思ったり、何かの書を見て、あの漢字で始まる居酒屋が夫のお気に入りだと思ったり。夢と思えないくら…

軽く考えた日

昨日泣きすぎて考えすぎてまた表情が変になったからか、今日はブレーキかかってあまり深く考えない一日にした。とりあえず夫がこの世にいないことについてあまり考えないようにした。意識的にしたというよりは、一日を振り返ると、そうしてた。自分の意識が…

反省とはなんだろう

わたし以上に夫のことをわかってる人はいないと思うし、わたしにわからなかった夫の本心は、夫以外誰にもわからないものだし、そのうちのいくつかは、夫自身もわからなかったんじゃないかなと思う。書き出してみて、超傲慢だけど。 明日の会社の医師との面談…