優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-12-13から1日間の記事一覧

受け入れない

夫が亡くなったことがまた信じられなくなってる。 何か感じたくて、夫との写真を1時間くらい見たけど、悲しい感情はあまり湧いてこない。代わりに、気分が悪くなって、吐き気がしてくる。これ、夫が亡くなる前は体験したことのないことなんだけど、なんなん…

思いがけず流行りの人

久しぶりに実家に帰って、小5から体型が変わらない私は90年代に着てたトレーナーとか箪笥から引っ張りだして着てる。更にその上から180センチある夫のカーディガンを着てるから、今日の私の出立ちは今流行りのオーバーサイズ。死んだ魚の目をしてるから、首…

なにかなにか

何かをして気持ちが癒えることはないんだろうな。アパートからの帰り道、夫が亡くなった場所に寄るか迷って、最初寄らないつもりだったけど、やっぱり遠回りして、駅で降りて、行ってきた。見上げた建物。どの窓かカウントして、ああ、あの部屋だ、とわかっ…

やることリスト

昨日、夫が最後まで使っていたパジャマを着て寝ようかと思ったけど、今の一瞬のために私が着たら、夫の匂いが薄まっちゃうなと思って、やめといた。一度夫のズボンを履いたのに、また脱ぐという、滑稽な作業を1人でやっちゃったよ。ていうか、ズボンっていう…

脱皮

オザケンを聴けば聴くほど、夫の感性が彼にたくさんの影響を受けていたことや、理想の人として追いかけてたことがわかって、遺書もない夫だけど、歌詞の中に新しい発見がたくさんあって嬉しい。PVも、見れば見るほど、夫に見える。長い手足と、痩せた体型、…

つらつらと堂々巡り

今朝は少し穏やかな気分で朝を迎えた。気を抜くと悲しみに引っ張られそうになるんだけど、その気配が出たら、小休止。アパートは、ただただ静かで、私だけの空間。夫について必死に考えなくても、夫の中にいるような、包んでもらってるような感覚。だから、…

踏み出すきっかけは一人暮らし(の予定)

もうすぐ夫のはじめての月命日。全然おめでたい日でもないから、特に何にもしないかも。ことごとく慣習に歯向かう妻だな、私。でも夫もそんな感じだったから、むしろ褒めてくれるかも。気質的には、学生運動の時代に出会ったら、もっともっと危険な脆い恋し…