優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-12-10から1日間の記事一覧

割り切れない

転勤族だから、これまで夫と2人でいろんな場所で暮らしてきて、いろんな新しいものに出会って、いろいろ楽しかったり苦しかったりして、その時々の2人が写真に残ってる。写真を見ながら、このツーショットを14年間一緒に撮り続けた人が片方いなくなっちゃっ…

何がいけなかったんだろう

今考えると、夫のどんな言動にも意味があって、なだめたり否定するんじゃなくて、肯定する声が浮かぶのに。 夫の苦しみだって、痛いほどわかる、じゃなくて、もう実体験で感じられてるのに。 あの時は、どれも中途半端だったな。私は自分の苦しさのことばっ…

役に立つどころか苦しめる存在でもある

夫は、どれくらい私のこと好きだったのかな。 すごく好きでいてくれたと思ってたけど、苦しんでる姿を見て、私はこの人に添えられたパセリくらいのもんなのかなと思うときもあった。彼の根幹、真髄、存在そのものに近づけない自分。好きなのと、影響力がある…

お金があってもしたいことがない

週末にアパートに行った日は、今思い返すだけでも、苦しみがノンストップなってやばかったな。アパートから実家への帰り道で、死ねそうなスポット探したりして、やるつもりはないけど、今なのかなとか自分焚きつけようとしてた。夫がいないということを実感…

私はどう声をかけてほしいのか

夫が亡くなる前の期間は、友人たちに私を慰めてもらったり、苦労をねぎらってもらえれば、それで頑張れるところもあったんだけど、こうやって全てが終わって、ただ絶望している中では、慰めてもらってもしょうがなくて、本当にどうしようもないんだよね。そ…

支えてくれる人々、改め、フランケンになればよかった

夫がいなくなってから、実家の家族には生きる意味を日々与えてもらってるから、感謝ばかり。でもその他にも感謝してるのが、私の友人たち。 闘病期間中に毎度救われたのが、友人たちそれぞれの優しさと深い理解だった。 いつも私の考えをじっくり聞いてくれ…

無難な夢

ほんの少しだけ、夫が夢に出てきた。いかにも私が思い付いた内容だったけど、二つの場面。一つは、夫の体調が思わしくないから、最後の手段で私がこれから捕まえに行く、というもの。奮起したところで、夫はもう亡くなってるから無理だって思い出した。これ…

いい加減な人類

この世の中の愚かさやアホらしさを夫にもっと伝えればよかった。 夫は本当にわかっていたんだろうか? 会社に忠誠を誓う人が、実はどうでもいいと思っていることを。 社会問題に立ち向かう人が、しっかり自分の時間もとっていることを。 今悲しんでつぶれて…