優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-11-30から1日間の記事一覧

並んだ布団

今日は日中よく泣いた。泣きすぎで、今は頭が痛い。よく泣いた理由の一つは、今日アパートに行ったからかもしれない。アパートは気持ちが巡りすぎて苦しいけど、夫を感じられる場所でもある。今日はどんな気持ちになるだろうと思いながら、実家にいるより夫…

蚕のまゆ

夫がこの世にいなくなって、残された私には2つの合理的な選択がある。 1つは、夫と同じ場所から同じ方法で同じ運命を辿り、夫と同じ経験ができたことに一人悦びを感じること。あの世とか来世で夫と会えるか会えないかなんてわからないけど、夫がいない世界に…

立場の逆転

こんなことを夫に言ったら怒られてしまうと思うけど、私と夫が逆の立場だったら、どんな展開になったのだろう。 こういう世界に踏み込む前に、私が何か病気になったら、夫はどう励ましてくれるのかなと考えたことがあった。思い浮かべていたシナリオとしては…

死の音

何かの病気のように不可避のものでもなく、突発的な事故というわけでもなく、家族間の言動が絡み合って夫が亡くなったということに、また改めて後悔の念が湧き、あの日あの時あんなことをしなければ、こういう結果になっていなかったという単純明快な方程式…

虚しい

また新しい一週間がはじまってしまった。 朝起きて、夫がいないということを考えて、亡くなった直後はそれが私の存在そのものを圧倒するような絶望だったのだけど、今朝は「ああ、そうだよ、そうなんだよ」と言いながら、また何も意味のない世界に目を向けて…

「どうでもいい」再考

今はうじうじびぃびぃ言ってて良い時間だと思うけど、やはり未来のことも頭をよぎる。 未来のことを考えなきゃと思うのだけど、考え始めてもどうすればいいかなんてわからなくて、どの未来だって夫がいなくて、いない中で無理くりそれっぽい生きがいを見つけ…