優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-11-27から1日間の記事一覧

間違って帰還した浦島太郎子

自分の人生をまるごと変えてしまう夫の死からまもなく2週間。 なんだかもっとずっと長い時間、この闇の中にいる気がしてしまう。 夫が病と闘っていた2年間は、世間から切り離された激情の世界に2人で生きていたから、久しぶりに超平凡な淡々とした日々に舞い…

人の死を実感するとは?

前言撤回。人が亡くなったことを実感って、やっぱりできないのかも。 自分にとって大切だった人で、これまで亡くなった人たちを思い出す。ひいおばあちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、大叔母さん、大伯父さん、おばさん・・・・同年代で亡くなったのは、…

彼女の顔が可愛くない

もうこれはまったく意味も意義もない戯言なんだけど。 私はずっと夫が自分にとって唯一無二だと思っていた。出会う前は、こんなに誰かのこと好きになる自分なんて想像したことがなかった。交際期間中から、夫のことが大好き過ぎて、毎日どんなに忙しくてもデ…

山盛りのお菓子

夫が死にたくてしょうがなかったのなら、すべては夫の意志だった、夫は楽になれたんだと解釈して、自分を慰めることもできるのだけど。 夫が亡くなる直前につめた荷物には、まだ今日も明日も楽しんで生きていくためのものがぎゅうぎゅうに詰まっていた。甘い…

この状況下で働ける方がおかしい

仕事がどんどん溜まっていく。 久しぶりにがっつり会議などに出て、事案の担当者として四方八方から質問や方針の提示を求められた。これまで会議が苦痛に思ったことなんてなかったけど、他の出席者が話す問題提起や懸念がまったく頭に入らず、それでも持ち前…