優しくて可愛くてかっこよくて大好きな夫と死別しました

事故か自死か。夫が消えた人生をこれから歩みます。なんて自分が書いてることが信じられない35歳です

2020-11-23から1日間の記事一覧

夫について聞かれたときの答え方

今週仕事を再開すると、本当にいろんな人から色々聞かれそう。 ここしばらくとても心配してくれる先輩がいて、何度かメッセージをもらったのだけど、ちょうど夫が亡くなった直後だったのでなんとも返信できずにいた。 そうしたら、先輩は別の先輩から夫の最…

ぽっかり空いた穴

心にぽっかり穴があいた、なんて表現、誰が思いついたのだろう。 夫が使っていたケータイ、夫が丁寧に畳んでしまっていた靴下、下着、Tシャツ、愛用していたマグ、一緒に買ったメガネ、小さく可愛い文字で書いたメモ、そのどれを見ても、これからおじいちゃ…

家の傷は2人の軌跡

夫と過ごしたアパートに戻ると、あらゆる感情がこみ上げた。 夫と過ごしたアパートには良い思い出なんてないと思ってた。 ご近所からの目が怖くて、いつも目を伏せて歩いた。夫の存在をこれ以上責められたくなくて、詮索もされたくなくて、ずっと早くここか…

絶望と自分

絶望の底にいる時に、「きっと数年立てば、この闇も明けるだろう」なんてゆったり構えられる人はいない。その中で感じる絶望だけが自分にとって真実で、目前に無限の暗闇が広がる。そんな真っ暗闇の中にいる自分に対して、「きっといつか世界が明るくなるよ…

幸せの形

今週は夫の両親が夫の遺品整理のためにやってくる。 遺品整理というと大変に聞こえるけど、夫の部屋に並べられた箱に丁寧につめられたものを3人で取り出して、夫が込めた思いを一つ一つ見て、夫について話す時間になるんだろうな。きっとそれぞれの品物につ…

やっぱり朝もつらい

朝起きたときに感じるこの直球の悲しみってなんなんだろう。 寝起きで気持ちが混乱してるのかなと思う反面、本当の感情はこっちで、ただ日中は理性でなんとかカモフラージュしてやりくりしてるのかなとも思う。 今日の悲しみは、夫を苦悩したまま死なせてし…

考えることがありすぎる

何もしてないのに毎日すごく眠たくて、朝も結構遅くまで寝てるし、夜も布団でコロリと眠ってる。同じような境遇にあった人のブログにたくさんパワーをもらってるけど、亡くなった直後の記事を読むと、ほとんどの方は不眠になる時期があるみたい。今くーかー…